【体験談】40代主婦が保険を見直して年間約32万円節約|FP知識を活かして一人でできた保険整理の全手順
「保険は大事だからとりあえず入っておこう」と、何年も見直しをしてきませんでした。
でも2025年から少しずつ保険を整理し始め、月2万円以上・年間約32万円の削減に成功しました。
保険のプロに相談したわけではなく、FP(ファイナンシャルプランナー)の資格勉強で得た知識を活かして、自分一人でやり遂げました。
この記事では、40代主婦の私がどう考えて保険を整理したか、手順とともに体験談をまとめています。
※この記事は私個人の体験をもとに書いています。
保険の見直しは家庭の状況によって最適解が異なります。参考情報としてお読みください。
見直し前の状況|入りすぎていた保険を棚卸しした
まず、自分がどんな保険にいくら払っているかを書き出してみました。
保険証券や通帳の引き落とし記録を見ながら一覧にしてみたら…思っていた以上の金額になっていてびっくりしました。
| 保険の種別 | 月額の目安 |
|---|---|
| ネット系 定期死亡保険(旧プラン) | 数千円台 |
| 外資系 生命保険 | 数千円台 |
| 共済(ファミリー型・旧) | 数千円台 |
| 少額の損保系保険 | 数百円台 |
| 外資系 貯蓄型保険 | 1万円以上 |
| こども型 2本 | 数千円台 |
合計:月2万円以上
これに現在も継続中の保険が加わっていたので、見直し前の月々の保険料負担はかなり大きかったです。
「老後の年金がわりに資産を育てていきたい」と考え始めた私にとって、この支出を見直すことが大きなテーマになりました。
見直しを決意したきっかけ|高配当株投資との出会い

見直しのきっかけは、国内高配当株投資を始めたことでした。
配当金でキャッシュフローをよくして、老後は年金のかわりに配当金を受け取る生活を目指していくことにしました。
そのためには、毎月の固定費を見直して、投資に回せるお金を増やすことが必要だと気づいたんです。
固定費の中でも保険料は大きな割合を占めていたので、「本当に必要な保険だけ残そう」と思い立ちました。
私が保険を見直した手順
STEP1|保険証券を全部引っ張り出して一覧にする
まず全部の保険証券を集めて、以下の情報を書き出しました。
- 保険の種類(死亡・医療・がん・貯蓄型など)
- 月額・年額の保険料
- 保障内容と金額
- 保険期間(終身か定期か)
通帳の引き落とし記録も合わせて確認すると、「こんな保険に入ってたっけ?」というものも出てきました。
STEP2|「今の家族に本当に必要な保障」を考える
書き出した保険を見ながら、今の家族構成と生活に照らし合わせて必要性を考えました。
私が考えた基準はこうです。
- 万が一のときに家族の生活が成り立たなくなるリスクに備えているか
- 保険でカバーするより自分で貯めた方が合理的ではないか
- 掛け捨てと貯蓄型が混在していないか
特に気になったのが、貯蓄型保険の保険料の高さでした。保険料が高くなる分、その分を投資に回した方が将来的に有利になるケースも多いと感じたので、貯蓄型の見直しを優先しました。
STEP3|解約・減額・乗り換えを実行する
考えがまとまったら、一つひとつ実行しました。
解約は基本的に保険会社のコールセンターか公式サイトから手続きできました。
手続き自体はそれほど難しくなく、電話で「解約したい」と伝えると必要書類を送ってもらえました。
実際に解約・削減した保険と理由
2025年1月|ネット系の定期死亡保険(旧プラン)を解約・新プランへ切り替え
旧プランに入ったままで保険料が割高になっていることに気づき、解約しました。
改めて必要な補償額を試算し直したところ、旧プランでは補償額が家族の生活をカバーするのに不十分だとわかりました。掛け捨ての新プランに切り替えることで、月1万円以上から数千円台へと保険料を大幅に下げながら、補償額を約2倍に増やすことができました。
2025年4月|外資系の生命保険を解約
保障内容を確認したところ、他の保険との重複があると感じた部分があり、解約しました。
2025年4月|共済を減額
ファミリー型の保障が手厚すぎると感じたため、プランを見直して減額しました。共済は保険料が割安なので、残す方向で調整しました。
2025年11月|少額の損保系保険を解約
金額は小さかったですが、ほぼ使わない保障だったため整理しました。
2025年12月|外資系の貯蓄型保険を解約
月1万円以上の保険料がかかっていたにもかかわらず、補償額が十分ではありませんでした。
「貯蓄型は保険と貯蓄を兼ねているように見えて、どちらも中途半端になりやすい」という考えのもと、解約を決断しました。この保険料を毎月投資に回す方が、将来の資産形成に有利だと判断しました。
こども型 2本を解約
子ども2人分のこども型保険を解約しました。
お住まいの自治体によって異なりますが、子どもの医療費については公的な助成制度が整っている場合が多いです。
我が家でも、自治体の制度内容を確認したうえで、保険でカバーする必要がある範囲を整理した結果、解約を判断しました。
見直し後に残した保険と理由
解約・削減を進めた一方で、以下の種別の保険は継続または新規加入しています。
① 共済(月1,000円台)
保険料が安く、入院・手術の基本的な保障があるため継続しています。
② がん保険(年2万円台)
がん保険は別途残しています。理由は、保険料が年間で2万円台と割安なため、解約するメリットよりもがんリスクへの備えを優先しました。
③ ネット系 掛け捨て死亡保険(月数千円台・65歳まで)
旧プランを解約後、必要な死亡保障を改めて試算して加入しました。
掛け捨て・65歳満期という内容で、必要な期間だけ必要な額を確保するという考え方で選びました。
削減できた金額のまとめ
| 時期 | 内容 | 削減規模 |
|---|---|---|
| 2025年1月 | ネット系定期死亡保険(旧)解約・切り替え | 1万円以上/月 |
| 2025年4月 | 外資系生命保険 解約 | 数千円台/月 |
| 2025年4月 | 共済 減額 | 数千円台/月 |
| 2025年11月 | 少額損保 解約 | 数百円台/月 |
| 2025年12月 | 外資系貯蓄型保険 解約 | 1万円以上/月 |
| こども型 2本 | 解約 | 数千円台/月 |
| 合計 | 月2万円以上・年間約32万円 |
この削減額を高配当株投資の購入資金に充てることで、将来の配当金収入を増やしていく計画です。
保険見直しで気をつけたこと
解約前に新しい保険の加入を確定させる
死亡保障などは「解約してから入り直す」ではなく、新しい保険が確定してから旧保険を解約しました。無保障の期間をつくらないためです。
「貯蓄型=お得」とは限らない
貯蓄型保険は保険料の中に貯蓄コストが含まれているため、同じ保険料でも掛け捨てより補償額が低くなりがちです。「貯蓄は投資で、保障は掛け捨てで」と切り分けて考えると整理しやすくなりました。
感情で決めない
「長く入っていたから解約しにくい」という感情ではなく、「今の家族に必要かどうか」という基準で判断しました。
自分での見直しが不安な場合は無料相談も
私はFP資格の勉強をしていたので自分で見直しましたが、「保険のことがよくわからない」「本当にこれで合っているか確認したい」という場合は、無料の保険相談を利用する方法もあります。
保険のプロに客観的に見てもらうことで、見落としていたリスクや、より合った保険を提案してもらえる場合があります。
【無料で保険相談できるサービス】
▶ 保険コンパス
全国対応・オンライン相談可。複数の保険会社を比較しながら相談できます。
▶ 保険クリニック
全国に店舗あり。対面でじっくり相談したい方に。
▶ 保険見直し本舗
複数社を取り扱う独立系FPに相談できます。
私が気になって調べたこと

Q. 解約すると損することはありますか?
貯蓄型保険(養老保険・終身保険など)を途中解約すると、払い込んだ保険料より戻ってくる「解約返戻金」が少ない場合があります。
解約前に返戻金の金額を保険会社に確認してみてください。
掛け捨て型は返戻金がないのが基本です。(2026年4月時点の私の調査による情報です)
Q. 子どもの保険は必要ですか?
子どもの医療費は自治体の助成制度があり、多くの場合は自己負担が少ないと言われています。
我が家では、助成制度の内容を確認したうえでこども型保険を解約しました。
お住まいの自治体の制度をご確認ください。
Q. 保険の見直しにはどのくらい時間がかかりましたか?
私の場合、最初に全保険の一覧を作るのに数時間、その後少しずつ解約手続きを進めて、全体で約1年かかりました。
一度に全部やろうとせず、1本ずつ進める方が無理なくできると感じました。
参考にしたサイト:
生命保険文化センター(公益財団法人)https://www.jili.or.jp/
保険に関する中立的な情報を提供している公的機関です。
保障内容の考え方や平均保険料のデータなどが確認できます。
まとめ|保険の見直しは「棚卸し」から始めよう

保険を見直すのは、最初はハードルが高く感じました。
でも実際にやってみると、手続き自体はそれほど難しくなく、一番大事なのは「自分の家族に何が必要か」を考えることでした。
特に貯蓄型保険は「保険料が高いのに補償額が足りていない」という状況になりやすいため、一度保障内容を確認してみることをおすすめします。
今回の見直しで得た削減分は、高配当株投資の原資として活用しています。
毎月の保険料を「将来の自分への投資」に変えていく感覚は、思っていた以上に前向きな気持ちにさせてくれました。
「保険を見直したいけど何から始めればいいかわからない」という方は、まず自分が入っている保険を全部書き出すところから始めてみてください。
それだけでも大きな一歩になると思います。



