「お金の勉強をしたいけど、何から始めればいいかわからない」

「40代から資格取得なんて遅すぎない?」

「独学で本当に受かるの?」

そんな疑問を持っていた私が、FP3級に独学で合格しました。
使ったのは無料の動画講座と1冊の問題集だけ。
まとまった勉強時間はほとんど取れない40代主婦でも、隙間時間を積み重ねれば合格は十分可能です。

この記事では、私が実践した学習方法・使った教材・CBT試験当日の体験をリアルにまとめています。
「忙しいけど学び直したい」という方の参考になれば嬉しいです。

この記事を書いた人:40代・子育て中の主婦まなみ。
家事の合間の隙間時間学習でFP3級・簿記3級を独学取得。学んだ知識を保険の見直し・資産形成に活かしています。

FP3級を目指したきっかけ

きっかけは「保険料が高すぎる」という気づきでした。

毎月の通帳の引き落とし記録を確認していたとき、保険料の合計が月2万円を超えていることに気がつきました。
「本当にこれだけの保険が必要なのか」と調べ始めたものの、定期保険・終身保険・解約返戻金といった言葉が次々と出てきて、意味がさっぱりわかりません。

同じ頃、NISAを始めようと調べていましたが、積立投資枠・成長投資枠・インデックスファンドなどの用語も理解できず…。
「お金の知識をゼロから学び直す必要がある」と実感しました。

そこで辿り着いたのがFP3級です。

FP3級は保険・税金・年金・投資・不動産・相続など、生活に直結するお金の知識を幅広く学べる資格です。
「お金の知識を体系的に身につけるための入門資格」として、私の目的にぴったりでした。

まなみ
まなみ
FP3級は「生活に使えるお金の地図」をもらえた感覚でした。
バラバラに見えていた保険・投資・税金が全部つながって見えるようになったんです。

FP3級とはどんな試験か

まず試験の全体像を整理しておきます。

試験概要:

項目内容
試験形式CBT方式(コンピューター試験・随時受験)
受験資格誰でも受験可能(年齢・学歴不問)
受験費用学科4,000円+実技4,000円(計8,000円)
学科試験〇×・三択問題 60問/90分
実技試験三択問題 20問/60分
合格基準学科:36点以上(60点満点)、実技:60点以上(100点満点)
合格率80〜90%台(比較的合格しやすい資格)

6つの学習分野:

  1. ライフプランニングと資金計画(年金・社会保険・ライフプランの考え方)
  2. リスク管理(生命保険・損害保険・第三分野保険)
  3. 金融資産運用(預金・株式・投資信託・NISA・iDeCoなど)
  4. タックスプランニング(所得税・住民税・確定申告)
  5. 不動産(土地・建物の売買・賃貸・税金)
  6. 相続・事業承継(相続の仕組み・贈与税・相続税)

範囲がとても広いですね。全部覚えないといけないですか?
まなみ
まなみ
合格基準が60点なので、全分野を完璧にする必要はありません。
特にリスク管理(保険)・金融資産運用・タックスプランニングの3分野は出題数が多く、日常生活にも直結するので取り組みやすいです。

使った教材は2つだけ

私がFP3級の学習に使ったのは以下の2つのみです。
費用は問題集代(約1,500〜1,800円)だけです。

① ほんださんのFPキャンプ(完全無料)

YouTubeとWebサイトで無料公開されているFP3級の動画講座です。
東大卒のFP講師・ほんださんが運営しており、わかりやすい解説で人気があります。

[ほんださんのFPキャンプはこちら(無料)]

よかった点:

  • 全範囲を完全無料で学べる
  • 1本あたり10〜20分程度にまとまっていて隙間時間に最適
  • 解説がテンポよく聴きやすいため耳だけでも内容が入ってくる
  • 「なぜそうなるか」の理由まで解説してくれるので記憶に残りやすい
  • 家事しながらのながら学習にぴったり

特に「保険はなぜ必要か」「NISAの仕組みと活用法」「年金の計算方法」など、今まで曖昧だった部分がすっきり理解できました。

まなみ
まなみ
最初は高額な通信講座を探していたのですが、ほんださんの動画を見つけてからは「これで十分だ」と確信しました。
無料でここまで学べるのは本当にありがたかったです。

② FP合格のトリセツ 速習問題集(Amazon)

ほんださんのFPキャンプとコラボしている問題集です。
動画講座との相性が抜群で、セットで使うことを想定した設計になっています。

FP合格のトリセツ 速習問題集(最新版)Amazonで見る

よかった点:

  • 無料アプリ付きでスマホからも問題演習できる
  • PCのブラウザからも問題演習が可能
  • CBT試験形式に近い問題構成
  • 解説がわかりやすく、テキスト代わりにも使える
  • 1冊で学科・実技両方の対策ができる

スキマ時間はスマホアプリで、週末のまとまった時間はPCで問題集を解く、という使い分けができたのがとても便利でした。

※FP合格のトリセツは毎年新版が発売されます。受験する年度に対応した最新版を購入してください。

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実際の学習期間と1週間のスケジュール

総学習期間:約3ヶ月
総学習時間:推定50〜60時間(すべて隙間時間)

簿記3級の学習と並行していたため、FP3級だけに集中できたわけではありませんでした。
それでも隙間時間を積み重ねることで、合格に必要な学習量を確保できました。

1週間の学習スケジュール例:

曜日朝(30分)日中のスキマ夜(10分)
ほんださん動画1本アプリで問題演習(5〜10問)復習ノート
ほんださん動画1本耳学習(家事中)復習ノート
ほんださん動画1本アプリで問題演習(5〜10問)復習ノート
ほんださん動画1本耳学習(家事中)復習ノート
ほんださん動画1本アプリで問題演習(5〜10問)復習ノート
問題集をPCで演習(1〜2時間)苦手分野を動画で確認週の振り返り
休み or 軽く復習

3ヶ月の学習プラン:

  • 1ヶ月目:6分野を一通り動画で視聴(全体像をつかむ)
  • 2ヶ月目:トリセツの問題演習を中心に、苦手分野を動画で復習
  • 3ヶ月目:過去問・予想問題を繰り返し、仕上げ

分野別:難しかった部分と乗り越え方

6つの分野すべてが最初から理解できたわけではありません。
特に苦戦した分野と対処法を正直に書きます。

難しかった①:タックスプランニング(税金)

所得の種類(給与所得・事業所得・不動産所得など)や課税所得の計算方法が最初はまったくわかりませんでした。「控除」という言葉の意味自体が曖昧でした。

対処法: ほんださんの動画を2〜3回繰り返して視聴しました。
具体的な数字を使った計算例が出てくるため、何度も聴くうちに少しずつ理解できるようになりました。「完璧に理解してから次に進む」のをやめて、「なんとなくわかった」で先に進む勇気も大切でした。

難しかった②:不動産

「借地権」「建ぺい率」「容積率」など、日常生活ではあまり使わない言葉が多く苦戦しました。6分野の中で最も馴染みが薄い分野でした。

対処法: 深追いせず、よく出る用語だけ重点的に覚えることにしました。
不動産は出題比率が高くないので、完璧を目指すより他の分野で点数を稼ぐ戦略に切り替えました。

取り組みやすかった分野

  • リスク管理(保険):保険の見直しを実際に経験していたため、具体的なイメージが湧きやすかった
  • 金融資産運用:NISAや高配当株投資を学んでいたため、用語が馴染みやすかった
  • ライフプランニング:年金・社会保険は日常生活に直結するため身近に感じられた
まなみ
まなみ
自分の家計・保険・投資と照らし合わせながら学べるのがFP3級の良いところだと思います。
テキストの内容が「自分ごと」に感じられるから、頭に入りやすいんです。

CBT試験の体験談

申し込み方法

FP3級のCBT試験は、日本FP協会の公式サイトから受験日・試験会場・受験科目を選んで申し込みます。

  • 学科と実技は同日受験が可能(一度に両方合格できるためおすすめ)
  • 全国の試験センターから会場を選択
  • 受験日は2週間以上先から好きな日時を選べる
  • 受験料:学科4,000円+実技4,000円(合計8,000円)

試験日程が柔軟に選べるのがCBT方式の最大のメリットです。
子どもが学校に行っている平日の午前中に予約しました。

試験当日の持ち物と流れ

持ち物:

  • 本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証など顔写真付きのもの)
  • 受験票(予約確認メールを印刷 or スマホで表示)
  • ※筆記用具・スマホ・テキスト等は持ち込み不可(ロッカーに預ける)

当日の流れ:

  1. 試験センターに10〜15分前に到着
  2. 受付で本人確認・受験票の確認
  3. スマホや荷物をロッカーに預ける
  4. 試験室に案内される
  5. メモ用紙(試験会場が用意)と鉛筆が渡される
  6. コンピューターの画面で試験開始
  7. 試験終了後、その場で合否が画面に表示される
計算問題は難しくないですか?電卓は使えますか?
まなみ
まなみ
試験中は画面上の電卓ツールが使えます。
計算自体はそれほど複雑ではなく、仕組みを理解していれば解ける問題がほとんどでした。
日本FP協会の公式サイトにサンプル問題があるので、事前に確認しておくと安心です。

試験を受けてみた感想

学科試験(90分・60問):

〇×問題が30問、三択が30問です。
ほんださん動画とトリセツで学んだ範囲から出題されており、「見たことある問題だ」という場面が多かったです。90分は十分な時間で、見直しの余裕もありました。

実技試験(60分・20問):

日本FP協会の実技(資産設計提案業務)は三択20問です。学科より問題数が少なく時間的余裕があります。ライフプランや資産計算に関する実践的な問題が中心でした。

合格が画面に表示されたとき

試験終了後、画面に「合格」の文字が出たとき、正直泣きそうになりました。

家事の合間に、耳学習しながら、隙間時間を積み重ねた3ヶ月。
「本当に合格できるのかな」と不安な日も何度もありました。だからこそ、その場で結果が出たときの達成感はひとしおでした。


FP3級を学んで変わったこと

FP3級の知識は、取得後の日常生活で確実に役立っています。

保険の見直しを自分で判断できるようになった

「保障と貯蓄は分けて考える」という考え方を学んだことで、専門家に頼らず自分一人で保険を整理できました。
生命保険・医療保険・貯蓄型保険・こども型保険など複数の保険を見直した結果、月約26,800円・年間約32万円の削減に成功しました。

[保険見直しの体験談はこちら]

NISAの仕組みを正しく理解できた

「なんとなく良さそう」と思っていた新NISAの仕組みを、きちんと理解できるようになりました。
非課税枠・積立投資枠・成長投資枠の違いや、インデックスファンドへの投資が合理的な理由を自分の言葉で説明できるようになりました。

[新NISAの始め方はこちら]

税金・年金への理解が深まった

確定申告の仕組みや、国民年金・厚生年金の違いが理解できるようになりました。
「なんとなく怖い」と感じていた税金の手続きに、前向きに取り組めるようになったのは大きな変化です。

子どもへのお金教育に活かせる

「お金って何?」「税金はどこに使われるの?」という子どもの質問に、以前より丁寧に答えられるようになりました。
FP3級の知識は家庭のお金教育にも役立ちます。

FP3級と簿記3級、どちらが難しい?

両方取得した立場から比較すると、以下のような印象です。

FP3級簿記3級
難易度易しめやや難しめ
学習スタイル暗記・理解中心計算・反復中心
日常生活との関連高い(保険・税金・投資)やや低い(経理の世界)
耳学習との相性非常に高い低い(問題を解かないと身につかない)
おすすめ順先に取得推奨FP3級の後がスムーズ
まなみ
まなみ
FP3級を先に取ってから簿記3級に挑戦しました。FP3級で「お金の全体像」をつかんでから、簿記3級で「お金の記録方法」を学ぶ流れがとてもスムーズでした。どちらを先に取るか迷っている方には、FP3級からをおすすめします。

[簿記3級の勉強法はこちら]

まとめ|40代主婦でもFP3級は独学で合格できる

FP3級は、正しい教材と勉強方法を選べば、40代主婦でも独学で合格できる資格です。

私が実践した方法:

  1. ほんださんのFPキャンプ(無料)で全範囲をインプット
  2. FP合格のトリセツ(問題集+アプリ)でアウトプット
  3. 家事の合間の耳学習でインプット量を増やす
  4. スキマ時間の問題演習で毎日少しずつ反復
  5. 週末の過去問演習で仕上げ

特別な環境も高額な講座も必要ありません。
費用は問題集代の約1,500〜1,800円だけ。隙間時間を活用する学習習慣さえ作れれば、合格は十分手の届く目標です。

「学び直しをしたい」「お金の知識をつけたい」と思っているすべての40代ママに、FP3級を強くおすすめします。
この記事が、一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。

[ほんださんのFPキャンプはこちら(無料)]

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